こんばんは
今日はとても楽しい日になりました。カナダでは珍しいタイプの古着屋と日本食のカフェダイニングに行ってきた話をします。
絶賛冬休み中につき、やはりいつもと違うことをしたいので、「今日はどこに行こうか」と考えていたら、たまたまインスタの広告で、あるお店が上がってきました。
説明を見てみると、なにやら「映画やドラマの撮影で使った衣装を新品同様で販売している」とのこと。
「これはちょっと気になる」
たいてい、こういう面白そうなお店は住所を調べるとトロントの方で、がっかりすることが多いのですが、これはバンクーバーだったので、行ってみることにしました。
場所は空港の近くだったので、家からバスで30分ほどで行くことができました。
道中も、あまり通ったことのない道を通るので楽しかったです。
てっきり倉庫みたいなところを想像していたのですが、着いてみるとさほど大きくもない普通のお店でした。
「これはあまり期待できないかな」と思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。
失礼だったと謝ります笑
ZARAやユニクロ、H&Mなどのファストファッションや、カナダの恐らく安めのセレクト(失礼)などの量は多いです。しかし、一個一個ちゃんと見ていくと、これがとても面白い掘り出しものが沢山でてくるんですよ。
アクアスキュータムのコートや、フレッドペリーのジャージ、ラルフローレンのジャケットなどなど。日本ではブランド名だけで足元みられて、古着屋で高く値付けされてそうなものが見つかるんです。
さらに店内の奥の方に進むと、40年代のビンテージのジャケットやコートが普通に混ざって置かれてありました。
他にも、イタリア製やブランドもののセットアップなども全て100ドル。ビンテージのディオールのネクタイなどもドルで売ってました。
どの商品もだいたい10ドルから高くても100ドル前後。
これは欲しいものが見つかれば、非常にお買い得ですよね。
僕もいくつか迷いましたが、その中から一旦今回は絞って買い物しました。今回の戦利品はこんな感じです。
- ラルフローレンのアクセサリー 5ドル(10ドルだと思ったらレシートみて驚いた)
- アクアスキュータムのトレンチコート 25ドル
- 1940年代のダブルジャケット 45ドル(50ドルからまけてもらった)
- ブルックス・ブラザーズのシャツ 10ドル(おそらく本当は20ドルだった)
- ノーティカのリバーシブルジャケット 35ドル
サイズだけが問題というものや、パターンや縫製から良いものなのかどうかなどの判断が難しいものもあったので、その道のプロの母と一緒に連れてきたらもっと喜んだかもしれないですね。
スタッフさんに聞くと、どうやら4月には移転しまうみたいです。残念だ。
店員さんもみんな優しい方で、僕らが結果3時間近く見てても(笑)、ゆっくりしていってねと言ってくれました。
ちなみに、他にもお客さんは来てましたが、すぐに出ていってたので、中々こんなに逐一掘り返していく人はいないのでしょう笑
店主の方が出かけてしまったので、店番を変わった息子さんと思しきお兄さんに会計をしてもらいましたが、恐らく価格帯を全て把握してるわけではなかったのでしょう、かなりざっくりとした値段にしてくれました笑。
最終的に、ジャケットは50ドルと言ってくれたのですが、既に買いすぎだった僕が迷ったあげくに、「45ドルにしてもらえないか」と聞いたところ了承してくれました。隣にあった同じく40年台のコートが350ドルだったことを考えると、かなり安くしてもらった気がします。
他にも、値札が切れてしまったものがあったので、「確か15〜20ドルくらいだった」と伝えたところ、10ドルにしてくれました。
お買い得すぎますよね笑。なんて良い買い物。
そして、まだまだ今日の幸運は続きます。
ほくほくとした気分でとりあえず休もうと、近くのカフェに入りました。
すると、メニューをみて気付いたのですが、そこは日本食のカフェダイニングのだったんです。
当初はお茶して休憩だけで帰るつもりでしたが、もう夕方だったこともあり、折角なのでご飯を食べることにしました。
久々の日本食たちはどれも魅力すぎて、色々迷いましたが、結果、最も和風を楽しめそうな、おろしぽん酢ハンバーグセット(12ドル)にしました。
思えばこちらに来てから夜ご飯を外食したことはありません。お米も実に6ヶ月ぶりです。
それはもうおいしかったですよね笑
折角なので唐揚げをも頼み、デザートに抹茶チーズケーキタルトをいただき、ラベンダーティーをポットで頼みました。
これだけたのんでも一人25ドルほどだったので、非常に良心的です。
こっちのデニーズで、わけのわからないプレートを頼んでも20ドル前後しますから笑
リッチモンドの土地柄もあり、色々安く抑えれるのでしょうか?
どうでもいいことですが、トイレも非常に綺麗で、「ああそうだ普通はこういう綺麗さだよな」と変なところで感動もしました笑
店員さんもアジア系の方や、日本人の方が多く、対応も丁寧でいい感じです。
最初に接客してくれた人は、僕が大量の古着を持ってたことから、どこで買ったのかズバリ言い当ててみせ、自分も古着が好きなのだと教えてくれました。
ゆっくりと食事を最後まで楽しんだ後、時間を見ると、ちょうどもうすぐバスが来る時間だったので、そこでお店を後にしました。
適当なカフェに入ろうと思ってもどこも閉まってたことから、このお店に辿りついたのですが、今日は古着屋を見つけた時から、全ての判断が”表目”に出たとても幸運な日でした。
ずっと食費も切り詰めて、お昼もパンを持っていき、夜は自炊しかせずにここまで来たので、たまにはこんな贅沢もいいですよね。
P.S.
明日はSINを絶対に発行する!
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